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2021年1月27日 (水)

最新のカバーステッチミシン「Kanade」

最新のカバーステッチミシン「Kanade BLC-71」がアトリエにやってきました!

ロックミシンの「Sakura」や「縫希星」と同じ大型のボディで

「ふらっとろっく」よりパワフルで懐が広く、とにかく使いやすいカバーステッチミシンです。

ミシンはまだまだ進歩するんだと思って嬉しくなりました!

 

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押さえ金の高さが今までよりも高い6mmまで上がるのと、

押さえを上げたときに送り歯が下がってくれる機構で、

厚手のニット地でもひっかからずにスムーズにセットする事ができます。

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自動針糸通しもレバーを動かして下ろすと自動的にセットされ、簡単に糸が通せました。

使ってみると今までで一番簡単で確実な糸通しでした。

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最近は100円ショップで売っている、透明な両面テープをミシンに貼って針板に段差をつけています。

このテープは両面テープなのですが、上のシールを剥がさないとツルツルとした状態なので

布地にひっかからずに使えます。シールを剥がしてもう一枚上に貼ると更に段差を増す事ができます。

カバーステッチをするときの必需品です。

テープは針位置に貼り、内側に折った布が段差にあたる事で

上からさわったときに布の厚みで段差がないようにして縫うことで

狙った場所にカバーステッチをかける事ができます。

金属の部品と違ってすぐに剥がせるのも便利です。

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ベビーロックのカバーステッチミシンは最後縫い続ける事で空環を出せるのも特徴です。

最後の始末が簡単になります。

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2018年9月13日 (木)

忘れがちな注油ポイント

職業用ミシンで、生徒さんがつい忘れてしまう注油ポイントを説明します。

特に釜の注油は、わかりにくい場所なので忘れやすいようです。

赤い丸の部分に油を1滴注油しましょう。

・毎日使っている場合は1日1回1滴注油

・2ヶ月ぶりに使う場合は5滴注油

・注油過多になると、垂れてきて布を汚すので注意

 

★ベビーロック、JANOMEの職業用ミシンの場合

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上側に2箇所


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よく見ると丸いフェルトがあります。


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 ↓ はずみ車を少しだけ回します

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尖った部分の根本に少しだけ注油します。



★JUKI職業用ミシンの場合

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上側に4箇所

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下側に2箇所

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少しだけはずみ車を回すと釜の尖った部分がでてくるので、
同じ用に少しだけ注油します。



注油後は試し縫いをして油をなじませてください。

どのミシンも基本的に、はずみ車を回して駆動した部分注油をするイメージです。

2018年1月24日 (水)

リバーシブルのコートお直し

リバーシブルのコートをお直ししました。
ベンツ部分が布地から裂けているため、残った縫い目をほどいて
ボロボロの布地を修復するところからスタートです。

リバーシブル地は2枚の生地を縫い合わせて1枚にしています。
縫製の時は縫い代を2枚に剥がしてから
ミシンと手まつりで 裏表同じに見える縫製にします。

1 マスキングテープで印をつけてから
2枚に剥ぐ場所に目立つ糸でしつけミシンをします。
しつけミシンをかけた位置まで、貼り合わせた布地を剥いでいきます。

ボロボロになった布端は接着芯を貼って修復しました。
包む時に余った布端は切り取って、もとの縫い目と同じ厚さにします。

2枚に剥ぎすぎて浮いていしまったら、ボタンホール芯を切って貼ると綺麗になります。
3枚の布地に本縫いをして、しつけミシンの糸をとったら、最後の1枚をまつって終わりです。
思ったよりも綺麗に修復できてよかったです。

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2018年1月10日 (水)

ボタンホールにおすすめのテクニック

最近アトリエで使っている、ボタンホールのテクニックです。

ボタンホールをする時は、マスキングテープに印を書いて

布地に貼ってから、ボタンホールをしています。

チャコで書いても印がわかりにくい布地や、ボタンの数が多い時におすすめです。

終わったらテープをはがすだけなので、布地も汚れずキレイです。

2014年6月19日 (木)

ミシンの裏ワザ

紐づくりの裏ワザを発見しました。

SUISEIのマグネット定規がとても強力なので

押え金よりも狭い端ミシンでも、押さえ金よりも内側に

少しの金属部分でも固定させる事ができます。

端ミシンも安定してかける事ができます。

細い布の場合は、更に両側に置いて固定する事もできます。

Dsc_0448 押さえ金よりも内側にマグネットを固定しています。

Dsc_0450 2つのマグネット定規で挟む事もできます。

Dsc_0461 布は固定して針位置だけを変えて、両端を綺麗に縫う事ができます。

Dsc_0453 FLテープを貼って折っています。

Dsc_0454 2枚重ねてリバーシブルにしてもラクラクです。

「エプロン」「バッグ」紐づくりはこれで万全