アトリエで使っている無印良品のテープディスペンサーの刃が
劣化してうまく切れなくなってきました。
平な底面にウレタンクッションがついて、滑りも良く
適度な重さもあるので、ちょっとした型紙の重りにも使えて重宝していたのですが
さすがに古いので新しいモノに交換する事にしました。
重量のある台座だけ取り外せる事に気づきました。
テープディスペンサーとしては使えないけど、重りとしては残せるなと思い
革の取っ手をつけて文鎮に再利用することにしました。
スクリューポンチで革に穴を開けて
目打ちで穴をネジ穴に合うサイズまで広げます。
元の位置にネジ止めして完成です。
取っ手付きの文鎮がちょうど欲しかったのでラッキーでした。
型紙の重りとして、また活躍してくれそうです。
クライ・ムキのアトリエに
新しいロックミシン「Sakura BLS-5L」がやってきました!
今までで一番デザインがかわいいと思います。
文字がでこっと盛り上がっているところもたまりません。
もちろん縫いの性能も使ってすぐにわかるレベルで変わっていました。
大好きなミシンが進化していくのは本当に嬉しいです。
衣縫人や糸取物語よりも、さらに大きくなって縫希星に近いデザインになりました。
重量は11.5kgまで増えていますが、その分縫製の安定感はとても上がっています。
今までのロックミシンだと高速で縫うと振動でミシンが少し動いていましたが、
Sakuraは振動もなく、高速でも綺麗に安定して縫う事ができています。
押さえあげレバーの位置がABCDレバーの上に変更になったので
そこだけ今までと違い、慣れないといけないところでした。
ただ一目瞭然押さえ上げレバーが、上がっているか下がっているかわかるので
確認しやすくなっています。
針交換のネジもマイナスから6角のイモネジに変更されています。
6角の方が針を回しやすく、外してもネジが外れて落ちる事がないので、優れています。
糸案内が横一列になったので、幅が少しでていますが、絡む事もなく、追加された整流ブラシのお蔭で
糸を安定して供給してウェーブロックも綺麗に縫う事ができます。
追加されたマグネットの針置きは使ってみると凄く便利です!
とじ針や外した針を一時的に置いておいても、なくなりません。
おかげで探しものが減りました。
押さえの上がり量も6mmまで増えました。
ここまで上がると厚手や起毛の布地もセットしやすくなり、スムーズに始められます。
手元の見えやすさは実はとても重要です。
LEDライトがさらに広範囲を照らせるようになったので、
布地の状態がよく見えて、縫製のミスも減らせると思います。
新機能のエア針糸通しは、使ってみると本当に簡単で感動しました。
YouTube: baby lock Sakura BLS-5L エア針糸通しの使い方
アトリエでお試しも販売もできますので、お近くで気になる人はお問い合わせください。
夏に作ろうとしてたキャペリンハット今更できました。
ワイヤー入りキャペリンの型紙と作り方動画も作りました。
ブリムの幅をぐっと広くした、エレガントなキャペリンハット
ブリムの縁にワイヤーが入っているので、形を自由に作れます。
布地をボンディングした断ち切りタイプと2種類の作り方が付いています。
クライ・ムキのお教室で使っているロータリーカッターの比較をしてみました。
左から「KAI安全ロータリーカッター」「クロバーロータリーカッター」「オルファロータリーカッター」
ロータリーカッターは、カッティングボードの上で布地や型紙をカットする時に使う
円形の刃がついたカッターです。
クライ・ムキでは、お教室で色々な生徒さんが使う事が多いので
押した時だけ刃がでる、安全ロータリーカッターを使う事が多いです。
比較は45mmタイプの刃を使っています。
刃先の見えやすさ
赤丸で囲んだネジの薄さで、刃先の見え方が変わってきます。
3つを比較すると、刃先の接地している部分が、角度によってネジに隠れているのがわかります。
クライ・ムキが安全ロータリーカッターを気に入っているポイントです。
カッターから出てくる刃の大きさ
刃の出る量もそれぞれ違います。
安全ロータリーカッターよりも、クロバーやオルファの方がたくさんの刃が出るので
より厚い布地をカットする事ができます。
出しっぱなしになっている刃の面積が大きいので、手を傷つけやすい気がします。
グリップの形状
安全ロータリーカッターは細くて軽い作りをしています。
クロバーは肉厚で滑り止めラバーがついているので力を入れやすい形状です。
オルファは適度な厚みがあり、持ちやすいです。
刃の出し方
オルファとクロバーはスライドさせて刃が出っぱなしになります。
KAI安全ロータリーカッターは押し込んだ時だけ刃が出るので、
刃が常に保護されています。
オルファとKAIは中心から左右対称にを刃を出しますが、
クロバーは右利きか左利きどちらかに設定すると、その方向にしか刃がでません。
お教室のように、左利きや右利きの人が複数で使う場合は、不便です。
クライ・ムキお教室での使い分け
型紙や普通地の裁断で使う場合KAIの安全ロータリーカッター
何枚も重ねた布地や極厚の布地を裁断する場合は、
一番力が入るクロバーのロータリーカッター
といった感じで、カットするものにより、使い分けています。
最近クライ・ムキのお教室では平針のHL針仕様のミシンを使うようにしています。
丸針のDB針は左右の向きを間違えると縫えなかったり、初心者には針交換が難しくトラブルの元なので、
初心者が使う職業用ミシンはHL針仕様が良いと思っています。
平針の場合は、必ず同じ位置に穴がくるので、職業用ミシンでも自動糸通し器がついています。
丸針と違って針の色分けもされています。
(DB針仕様のミシンにはHL針は付けれません)
HL針は平針ですがDB針と同じ構造をしている、とても強い針です。
曲がらないで折れる事が多いため、メーカーでは
あまりオススメしていないそうですが・・・
平針:家庭用ミシンに使用する針、面を取っているので必ず決まった位置に針穴が来る。
HA・HL仕様のミシンに取り付けられます。
※DB針仕様の職業用ミシンにはつけられません。
丸針:工業用ミシンに使われる針、自分で針の角度を調節してセットしないといけない。
DB仕様のミシンに取り付けられます。
※HA仕様の家庭用ミシンにはつけられません。
丸針は正面から見て、右側にえぐれている部分が来るようにセットします。
逆につけてしまうと、縫う事ができません。
・HA針とHL針の違い
HA針とHL針は構造が若干違います。
HL針は工業用のDB針と同じ針幹2段加工をしてあります。
肉眼ではわかりませんが、よく見ると少しだけ太さが変わっています。
構造とコーティングの違いで、家庭用のHA針より強度を増しているため
高速で動く直線ミシンにも耐えられるそうです。
・HL針の色分け
HL針は針の太さによって、色分けしてあります。
DB針も色分けされているとわかりやすいのですが・・・
お教室では複数の人が使うので、何の針がささっているか、一目でわかるのが便利です。
・ミシン針の比較
特殊針は抜きで比較した場合
HA×1:安価・太さ7〜23番まで・ニッケルメッキ防錆のみ
HL×5:高価・太さ9〜20番まで・二段構造・クロームメッキ強度UP・色分け
DB×1:安価・太さ7〜25番まで・二段構造・クロームメッキ強度UP
今年もどうぞよろしくお願い致します。
年末にやっとマニア、シニアにオススメの職業用ミシンが届きました。
新しいミシンだと気持ちがすごくアップします。
いろんな新しいミシンに囲まれると幸せです。
アタッチメントを使ったお教室を充実させる、すごい武器になります。
ライトと糸切り付きの大型フットコントローラーが使いやすくなっています。
これで人形服もバッグもバッチリお教えできます。
ぜひ使いに、いらしてください。
もちろん、クライ・ムキのアトリエでお買い求めできます。